タイトル: WOLFEYES
依頼主: War From A Harlots Mouth
国: ドイツ
制作方法: デジタルアート Photoshop
制作年: 2012年 2月

主に絵が使用された媒体: Tシャツ

解説: ドイツの人気デスコアバンド『War From A Harlots Mouth』のTシャツアート。

支配的な存在と被支配側の構図です。

左では悪魔が天使を踏みつけ、右ではグロテスクな法王の下で、
獅子が権威、強い権力の象徴として目隠しされた人を食べています。
目隠しされた人は色んな意味に使われていると思うのですが、
ここでは盲信的、自分の意思で生きていない状態を表しています。

中央のミミズクのような鳥は絶対的権力の象徴を指し、高い知性を表し、
一つの目によって全てを監視、支配する様を表しています。
それをV字と逆さV字の交差によって囲んでいますが、
これはフリーメイスンのコンパスと定規を表しています。

これらはよくデスコアやデスメタルでも好まれるテーマで、
大体はフリーメイスンや世界銀行、国際金融資本家による世界支配を非難、
問題とする場合に使われています。

陰謀論と揶揄される事もありますが、
それはともかく、このような「巨悪」と呼べるべき存在は、
多くのアーティストやミュージシャンに多大なインスピレーションを与えた
ことであるのは事実のようです。